オーリスタットとはダイエットのための肥満治療薬で、海外で圧倒的な人気と指示を受け日本に伝わりました。食事の脂肪分を30%もカットできると言われています。そんな驚きの薬についての情報を詳しくお伝えします。

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肥満の薬として、またダイエット目的として、オーリスタットという薬があります。
食事で摂取した脂肪分、脂質を吸収することなくそのまま排泄することで、肥満を抑制し体重を減少させるのですが、その効果メカニズムを少し詳しくみてみましょう。

まず、脂質とはなんでしょうか。
揚げ物などに使うサラダ油、バター、牛肉の脂身などが思いつくでしょう。
これら脂質は全て、ある共通の形を持っています。
脂質とは全て、化学的には脂肪酸のグリセリンエステルと呼ばれ、脂肪酸とグリセリンとがエステル結合により結びついたものです。

さて、脂質を食事で摂取した場合、胃腸で消化されます。
まず、胆嚢から分泌される胆汁により脂質は乳化されます。
脂質そのままですとこの後に説明する酵素が作用しにくいからです。
次に、小腸でリパーゼという酵素が作用します。
リパーゼは、脂質中のエステル結合をまるで鋏のように切る働きがあります。
この働きにより、脂質は脂肪酸とグリセリンに分解されることになり、こうなって始めて腸管から吸収できるようになるのです。

オーリスタットは、このリパーゼの働きを阻害します。
具体的にどうやって阻害するのかといいますと、オーリスタットの化学構造が大きく関係しています。
オーリスタットは、非常に脂質に近い構造をしています。

脂肪酸そのもの又は極めて近い構造の部分があり、グリセリンに類似した構造もあります。
またそれらが、エステル結合またはそれに近い形で結合しています。

リパーゼは、間違えるのです。
非常に近い構造をしたオーリスタットを捕まえ、脂質と同じように分解しようとします。
ところが非常に近いだけで別物なので、分解できません。
何かおかしいとそれでも分解しようとやっきになっているうちに、本来自分が相手すべき脂質は脇を通り過ぎて行ってしまう、というわけです。

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